肩こりとは?
肩がこる、肩が痛い、首が痛いなど、一連の状態を表す総称です。
こり過ぎると頭痛を誘発することもあり、文字通り「頭痛の種」と言えます。
原因は?
大きく二つに分けられます
① 肩本体の筋肉疲労
肩こりに主として影響するのは僧帽筋です。
細かく分けると上部、中部、下部と三つに大別しますが
特にこり感が表面化するのは上部の僧帽筋です。
(ただし慢性的なこり、になると中部、下部も影響します)
僧帽筋がこる原因として
長時間、同じ姿勢で固まる
寒暖差の激しい状況で外気に晒す(真冬の寒気、夏のエアコンの冷風など)
本やスマホを眺めるとき、顔を下に向けて首の後ろ側を引っ張り続ける
などが主に挙げれれます。
② 腰、背骨の歪み
腰の歪みが背骨の歪みを起こし、結果として首・肩こりを誘発します。
慢性的に肩がこる場合、主な原因はこの場合が多いです。
ただし腰の痛みと歪みは、必ずしも比例するわけではありません。
痛みがなくても肩がこっていたら、それは腰が歪んでいることを意味します。
その場合は肩と腰、同時に調整しないと肩こりの根本解決にはなりません。
肩こりの原因と施療
肩こりとは骨盤の歪みに端を発した体の歪みが
首、肩に慢性的に溜まる状態を指します。
首こり・肩こりが発生する順番を表すと
① 腰が特定の方向に歪む
↓
② 背骨が捻じれる
↓
③ 背筋がかばう → ある程度、首こり・肩こりの自己回復
背筋がかばいきれない過労状態が続くと
↓
④ 首、肩甲骨の筋肉に負担が増える
↓
⑤ 僧帽筋、肩甲挙筋などの筋肉に負担が掛かるので、凝りやすくなる
↓
⑥ 慢性化すると首こり、肩こりとして表面化する
ざっくり言うと、①~⑥の経緯で現れるのが「首こり、肩こり」の実態です
施療は、まず腰の歪み正しく戻す必要があります
これを戻さないと、首こり、肩こりが再発し続けます
なので当院ではまず、首こり、肩こりの施療でも最初に腰を戻します
ここを戻さないと良い状態が保てない、というのが分かり切ってきるからです