皆さんの骨盤と脊柱はどうしてもゆがみが生じてしまいます。桜カイロは、院長の医学博士としてのゆがみ原因を追究しオステオパシー＆カイロプラクティックの手技法を提供する事で、患者様の辛い症状を解決することを念頭にしております。

カイロプラクティックは一世紀前から腰痛、肩こり、頭痛、難聴などに効果を発揮し、今では世界で療術の代名詞となっています。考えてみれば脊柱は人体を立体的に形作っているのですから、その屋台骨は歪み易く、歪むことでいろいろな疾患が起きても何ら不思議ではありません。

米国で発展した手技療法は、脊柱の歪みを探す方法と、調整する技を体系化しています。体の悪い箇所を探す検査道具と修理道具をセットで教えてもらったようなもので、現在でも全世界に広く浸透しています。

しかしながら、不思議なことに脊柱が歪む実像はまだわかっていないのです。
またなぜ歪むのか原因を追求しようとする臨床家は少数なのです。

言い換えますと｢背骨と骨盤が歪んでいることが原因｣と言われる根拠は、膨大な臨床で遭遇した体験で語られており、科学的な分析に基づく推論ではないのです。

話は変わりますが、実は医療の治療法の実情も同じです。
治療の効果が真にあるのかないのかが分かっていない治療法は数多く残っています。近年大学病院のすべての診療科で真剣に取り組んでいることは、治療法の一つ一つを｢本当に効果があるのか｣判定し、その評価結果を公表し、治療法ランク付けをしています。現在、医療は『evidence（事実）』に基づいた治療法の指針作りの最中なのです。

話を戻しますが、「脊柱はなぜ歪むのか」「歪む理由は何なのか」「歪み方には特徴があるのか」「規則的に起こるのか」など、これら明らかにすることは腰痛や肩こりなどの脊髄原性疾患（神経・筋肉・骨格系障害）の早期回復の根拠が得られ、それが分かることで対処法が明確になります。

さて桜カイロは前述の中でも少数派の施術院です。
国内では最先端に立っているつもりです。静岡の一地方で開業する施術院ですが、脊柱の歪みの情報を発信する臨床研究所です。

具体的には患者さんの脊柱の歪み方を数値化し、健康な人との違いを調べています。
膨大なデータを統計学的に分析し、意味がある違いを取り出しそれらを眺めて、歪むとはどういうことなのかを解析しています。それは“経験”の話でなく“evidence”に基づく推論を行なっております。そして、私の14年間の臨床データを学術資料にまとめ学会講演し学会誌に発表しています。その実績は学会で学会発表30件、論文発表17件です。

論文は医学研究者が使うのと同じ解析手法で行ない続けてきました。その結果、最近では西洋医学では原因不明とされる大多数の腰痛症の主原因について、カイロプラクティックが持つ情報を示し議論できる土壌が出来つつあると思っています。しかし別な次元でハードルは高いこともわかってきました。

これまで、当院を運営することにより得た“evidence”に基づく推論を学会で発表してきましたが、それらは学会で高い評価を受けています。
研究成果から腰痛、頭痛、肩こりなどの施術部位は、プログラム化でき、施術効果は患者様にも高い定評を頂いています。

そんなオンリーワンの施術を行なうカイロプラクティック院こそが、『桜カイロプラクティック』なのです。

患者様をお迎えする桜カイロプラクティックのポリシーは、限られた時間の中で患者様の健康を最大限に取り戻すことです。例えばこちらで用意した検査服に着替えていただくところにその一端は現れていると思ってください。

施術を行う際、まず診察ベッドにうつ伏せ姿勢で背中側の後頭部から腰背部を診ます（それは昔の城攻めをする時に標的の地図を眺めるのと似ているかも知れません）。

歪んだ脊柱を探し出すのはとても繊細な作業です。服で覆われていては出来ません。ジャージ服をめくっていては仕事になりません。私どものような業界の中では、施術着も用意せず、ジャージでの対応をしているところもあるようですが、当院のポリシーには反します。