腰痛(慢性)
2025年02月26日
骨盤調整(骨盤矯正)、仙腸関節に関する記事
長時間、車の運転をしていると腰が痛くなる
机仕事で座りっぱなしから、立ち上がる時に痛い
痛くて寝返りがうてない、寝返りをすると痛みで目が覚める
靴下、靴、ズボンを履く動作が辛い
洗面台で顔を洗うのが辛い
中腰でかがめない
部活で、運動で体を酷使して痛い
土木、農業、建築、介護で腰を酷使して痛い
肉体労働全般で、腰を酷使して痛い
概要
机、肉体労働の区別なく身体の酷使と日常の活動によって骨盤が歪みれに付随する
筋肉群の過緊張によって起こる腰の不具合の総称。
机仕事の場合:筋肉は本来、同じ姿勢を長時間、維持するのは苦手な組織です。
そのため身体をずっと固定すると、特定の筋肉だけ疲労して固まってしまいます。
紙コップを1時間、持ってたら腕がつってしまうのと同じ理由です。
肉体労働の場合:同じ筋肉ばかり酷使するので、純粋にそこが凝り固まってしまう。
内燃機関でいうところのオーバーヒートを起こした状態。
原因
筋肉
大腰筋・腸腰筋(だいようきん・ちょうようきん)
腰方形筋 (ようほうけいきん)
腰痛こしている時の代表的な筋肉。寛骨(かんこつ:骨盤を形成している左右の骨)に付着している筋肉で、中腰に屈む姿勢
靴下を履く動作を主に担当する。
これらの筋肉が凝り固まり、範囲が広がって癖になってしまうと慢性腰痛の原因になります。
この場合、痛みも原因は慢性化した筋肉群から発せられています。
関節
仙腸関節(せんちょうかんせつ)
骨盤を形成する関節で、体の中で唯一専用の筋肉を持たない関節です。
他の関節は専用の筋肉があるので曲げたり伸ばしたり、踏ん張ったりと機敏に動くことができます。
しかし、この関節だけはそれが出来ません。
股関節や上半身などが動く時に、受動的に動くだけです。
こういう性格の関節なので、過酷な動きに激しい運動、日常の動きで歪んだ時にすぐに戻ってくれません。戻るのに時間がかかるので、その間は筋肉群が働いて姿勢の補正に入ります。
この補正している期間が身体が歪んでいる状態なのです。
そして仙腸関節のズレこそ骨盤がズレる原因でもあります。
仙腸関節は上下内外の4方向に動きます。それぞれ
上方変位 (じょうほうへんい:首方向へのズレ)
下方変位 (かほうへんい:膝方向へのズレ)
内方変位 (ないほうへんい:背骨方向へのズレ)
外方変位 (がいほうへんい:胴体正面方向へのズレ)
と表記します。
上下左右ではなく、上下内外です。
理由は腰の動き方にあります。
仙腸関節は上下左右にスライドしているのではなく、仙骨(せんこつ:骨盤の真ん中の骨)を中心にして回転しています。
回転してズレているので、表現方法が内側と外側になるのです。
当院での臨床データと経験上、仙腸関節のズレは左右でそれぞれ、特徴のあるズレ方をしていることが分かってきました。
左側は上方変位と内方変位が多く、右側は外方変位と下方変位が多いようです。
特に右腰の外方変位は多く、これが腰痛の大きな原因の一つです。
左側が内方で右側は外方。ということは、腰は反時計周りの歪みが多いということです。
腰盤が歪む原因は右脳左脳の違い
人間の骨盤は右腰が前に回り、左腰は後ろに回り
上から見ると反時計回りに回転する特徴あるズレ方をします。
このズレ方は右脳左脳の性格の違いによって、右足左足の役割が異なることで発生します。
右脳は左足を担当し、姿勢の維持、体重を支える動作を得意します。
左脳は右足を担当し、姿勢の移動、細かい動作を得意とします。
ここで大事な点があります。脳と足の左右が逆転しています。
これは脳から出た神経が延髄(読み:えんずい)の下で交差しているからです。
これを錐体交差(読み:すいたいこうさ)と言います。
脳幹(読み:のうかん)の視神経も同じですが、訳あって神経が交差している箇所があります。
こういった脳の違いにより、左右の足は得意不得意が分かれます。
右足はよく動き、左足は右足に比べ動きは少なめです。
この動きの差が、腰盤の独特のズレ方の原因です。
人間は基本正面で動作をするので、よく動く右側は前にズレやすいので、相対的に反時計回りのズレが発生します。
施術内容とその後
兎にも角にも、まずは骨盤のズレている向きの検査です。向きを把握したら骨盤と筋肉群の調整に入ります。それが済んだら、この歪みによって負荷が生じた箇所が他にないか、探していきます。首肩こり、頭痛背部痛、膝痛などがそれです。
それらが終わったら背骨を調整して、最後に腰と背中を安静にして終わります。
その後の施術計画として、最初の1~3回は1週間くらいの間隔を目安として、具合が良くなってきたら1ヵ月~2ヶ月の間隔で調整していければ理想的です。