桜カイロBlog

整体とカイロの違い

2026年01月26日

カイロと整体はどう違うの?


カイロプラクティックと整体はいずれも手技を用いて身体にアプローチする手法ですが、生い立ちと考え方、技法の体系に違いがあります。


カイロプラクティックは19世紀末の1895年、アメリカ合衆国・アイオワ州で誕生しました。

ダニエル・デビッド・パーマー氏によって考案され以後、彼と息子達が研究を引き継いでいきました。

米国で体系化され、背骨と神経系の関係に重きを置く理論を基盤としています。

特に脊椎の関節の動きや配列に注目し、神経伝達への影響を考慮しながらアプローチする点が特徴です。カイロプラクティックでは理論や技法が比較的整理されており、特定の手技や検査方法を学ぶ教育課程が存在します。


一方、整体は日本で発展してきた手技療法の総称的な呼び方で、特定の創始者や統一された理論を持たない点が特徴です。身体全体のバランスや姿勢、動きの調和に着目し、筋肉、関節、骨格、場合によっては内臓や自律神経の働きなども含めて捉えます。施術内容や考え方は施術者ごとに幅があり、やさしい刺激から可動域を広げる操作まで多様です。そのため、同じ「整体」という名称でもアプローチの方法や重点は大きく異なります。


また、法制度や資格の扱いにも違いがあります。日本では整体、カイロプラクティックともに国家資格ではなく、民間資格や独自の研修によって技術を学ぶケースが一般的です。ただし、海外ではカイロプラクティックが公的資格として位置づけられている国もあり、医療制度の中で役割を持つ場合もあります。


このように、整体は柔軟で幅広い概念を持つ手技の総称であり、カイロプラクティックは特定の理論と歴史を背景にした体系的な手技療法と位置づけられます。

両者は目的と手法は異なるものの、身体の構造や動きに着目し、患者の悩み不調を整えるという目的は同じです。