五十肩(四十肩)
2026年02月27日
主な症状
腕を挙げると激痛が走る
腕が挙がらない
肩関節が固まる
可動域に制限がかかる
痛くて寝られない、寝ても目が覚める
寝返りをうつと激痛が走る
背中に手が回らない
ブラのホックを留められない
概要
強い痛みと可動域の減少により、日常生活に支障を来たす肩関節の不具合。とにかく痛みが強いので気分的にも落ち込む。
大卒で事務職に就職した場合、肘を耳から上に挙げない生活を約25年暮らしていると、47歳~49歳の頃に発症する。
かつてはこの年齢での発症が多かったので、五十肩(四十肩)という名称で呼ばれる様になりました。
原因
肘を耳から上に挙げない生活を25年程、続けていると肩関節の可動域が徐々に狭まっていきます。この状態が癖になると、狭いけど動かそうとする筋肉と狭くて動かなくなった筋肉が肩関節に同居する様になります。これが筋肉の不具合を生じ、痛みの直接の原因になっていきます。
痛みを起こす直接原因の筋肉群
棘上筋(きょくじょうきん)
棘下筋(きょっかきん)
三角筋(さんかくきん)
肩甲下筋(けんこうかきん)
前鋸筋(ぜんきょきん)
菱形筋(りょうけいきん)
小円筋(しょうえんきん)
大円筋(だいえんきん)
五十肩(四十肩)で痛みを起こす筋肉で、全て肩甲骨に繋がっている。
特に棘上筋の関係は強く、痛めた時の自覚症状も強い。
大胸筋胸肋部(だいきょうきんきょうろくぶ)
大胸筋鎖骨部(だいきょうきんさこつぶ)
広背筋(こうはいきん)
胸の筋肉(大胸筋)は肋骨と鎖骨が、それぞれ二の腕の骨に。広背筋は骨盤と二の腕の骨に繋がっています。肩甲骨と直結はしていませんが、上腕骨(じょうわんこつ)という腕の骨に繋がっているので肩関節の可動域に大きな影響を与えます。
施術内容とその後
痛みの直接の原因は筋肉ですが、体の歪みも多分に影響するため骨盤調整も並行して行います。
骨盤調整後、該当する筋肉群の調整を行います。
長い時間をかけて作った症状なので先に申し上げます。
この調整は痛い箇所が多いです。
大胸筋、棘上筋、肩甲下筋、棘下筋などは特筆して痛むでしょう。
五十肩(四十肩)についてはもう一つ
この症状は発症する時に、大事な要因がもう一つあります。
それは関節包(かんせつほう)です。
関節を包んでいる袋状の膜で、関節の各所にあります。
五十肩(四十肩)が発症した時というのは
この関節包内部で炎症が起きた状態のことです。
可動域にも制限がかかるため、ここが痛み共々の震源地です。
病院や整形外科で関節包を調べる時は、レントゲンには映らないのでエコーやMRIで検査をします。
発症している場合は真っ白に映るので、それで陽性と判定します。
この炎症、実は厄介者で、これが原因で関節包の可動域に制限がかかると
100%元に戻らないことがあります。
関節包の中は、元々は潤滑液で満たされています。
肘を耳から上に挙げない生活を約25年続けている間に
この潤滑液が段々と鮮度を失い、ノリの様に粘り気が出てきます。
これが沈着物として溜まっていき、最終的に関節包を固めてしまいます。
痛みが改善されて稼働域が5割~8割(体感)戻った後も
どこかで引っかかってしまい腕が挙がりきらない、といった状態になるでしょう。
これは関節包が固まったためです。
2026年2月時点では、この固まった関節包を解放する方法は確率していません。
腕の上がる角度が100%、元に戻らないかもしれませんが
生活の質を落とした激痛は、当院では十分に改善の期待ができます。




